OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

杉原千畝

会社の後輩と一緒に、映画館で「杉原千畝」を観た。第二次世界大戦中に、国からの指示に反して難民のためにビザを大量に発行発給した外交官のお話。唐沢寿明、良い演技してますなぁ。小雪が妙に出しゃばっていたのがちょっと気になった。意味深な台詞があったのだが、何が言いたいのかよく分からなかった。当時の時代背景や知識があれば、感動的できたのかな?
もちろん、彼の功績は美談として語り継がれるべきだが、国の指示に反した行いをしていたのもまた事実。人道的な理由でという大義名分を掲げれば何をやって良いのかと言われれば、必ずしもそうではないのが世の中だし、みんながみんなルールに反して好き勝手やったら、秩序もヘッタクレも無い。それも重々承知の上で悩みに悩んで決断したというところが重要なのだと思う。そのあたりが伝わってきて、心が揺さぶられた。