OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

新・映像の世紀

シリーズ最後の第6集を観たので感想をば。
第2集あたりまでは、人物にフォーカスした構成であるせいか、旧シリーズに比べて余計な演出が多いな、という印象だったが、最終集になるにつれて、そういう演出が少なくなってきたのは好感が持てた。
旧シリーズの放送から20年経って、新たに判明した事実も加わわったせいか、20世紀というのは本当に恐ろしい時代だったんだなと改めて認識させられた。自分がこの世に生まれ、日本の国でのうのうと生きている時代でさえも、海の向こうでは血を血で洗うような悲惨な出来事が起こっていたわけで。いや、20世紀だけでなく、21世紀も現在進行中なのだろう。
映像には凄まじいポテンシャルを秘めている。その凄まじさは、戦争を引き起こし、あるいは大統領を失脚させ、あるいは国の法律を変える事ができる。実際、そういう事が起きているわけだが、ただ、何というか、みんな映像に影響され過ぎなんじゃないかなと思うのだが、気のせいかなぁ。