OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

僕だけがいない街

最終回を観たので感想をば。
うだつが上がらない29歳の主人公が、ある出来事をきっかけに過去に戻ってしまう。時間が経ってて忘れてたけど、その戻った時代というのは、クラスメートが誘拐されて殺されるという事件が起きた年だった。主人公は未来を変えられるか!? みたいな感じ。
主人公が、自分より少しだけ学年が上という設定もあってか、主人公に対して妙に親近感を覚えてしまった。犯人については、3,4話目くらいで目星がついていた(映像でもチラッチラッと伏線を見せていたし)けど、割と最後までドキドキさせるような演出で楽しめた。犯人を操っている黒幕がいるのかな…とか深読みしてたんだけど、そこまで複雑な話ではなかった。これ以上書くとネタバレになりそうなので、ここまでにしておく。個人的には大満足。
そうそう、カミさんは、主人公の母親の振る舞いを見て「理想の母親像だ」といたく感銘を受けていた。


時々「あの時、ああしてればなぁ」という考えが湧いてくる。実際、もしその時に異なる選択肢を選んだら、今とは全然違う状況になっている事もあろうが、じゃあ、どっちが良かったのかと言われると、現時点では何とも言えないなぁ。
今は今でそれなりに幸せな状況だし、別の選択肢を選んでいたとしても、きっと「あの時、ああしてればなぁ」と考えるのは目に見えてる。結局、隣の芝は青く見えているだけなんだろうね。