OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

白ゆき姫殺人事件

ビデオに録っておいた、映画「白ゆき姫殺人事件」を観た。美人な女性がナイフでメッタ刺しにされて殺害された上に火まで点けられるという事件が発生し、犯人と思しき人物の関係者のインタビューを集めた報道番組がテレビで放送され、信憑性の低い情報が独り歩きしてしまう話。おまけに、Twitter 上では祭りの様相を呈してしまい、だんだん収集がつかなくなっていく。
なんというか、人間の非常に嫌な部分をまざまざと見せつけて、胸くそが悪いというか、考えさせられる作品。情報というのは、意識的にせよ、無意識的にせよ、簡単に歪める事ができるんだなぁと思った。さらに、歪んだ情報を鵜呑みにしてしまって、そこで終わり…にはしないで、攻撃を始めてしまう人間が一定数いるのも事実なんだよね。何が彼らを掻き立てるんだろう?
とにかく、自分はこういう人間にはなりたくないと思った。教訓を学べた点では有意義ではあったと思う。