OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

ソロモンの偽証

ビデオに録っておいた、映画「ソロモンの偽証」前編・後編を観た。ミステリーによくある、事件の犯人を徐々に追いつめるようなお話――ではなく、事件に巻き込まれる人間達の内面描写の方に重点が置かれている印象。しかも、主人公を始めとする主要人物が中学生という事で、その幼さによる危うさを感じさせられた。
事実そっちのけで、勝手に変な方向に話が進んでいってしまうという流れが、ちょっと前に観た「白ゆき姫殺人事件」と似ているような気がする。結末としては、多少の意外性はあったものの、そこまで大どんでん返しというわけでもなく、なんとなく終わってしまった感じで、事件が解決してスッキリとはいかなかったかな。そんなに悪くは無かったけどね。


ところで、結局どの辺が「ソロモン」だったんだろう? ソロモンと言えば「鍵」しか思い浮かばない自分には、さっぱり分からない。