OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

バケモノの子

ビデオに録っておいた映画「バケモノの子」を観た。行き場を失った人間の男の子が、ひょんな事でバケモノの住む世界に迷い込み、そこで、周りから疎まれている熊のバケモノと一緒に住むことになり、お互いに成長していく…んだけど、その後、なんかいろいろゴチャゴチャややこしい話になって、ラスボスをやっつけてハッピーエンドめでたしめでたし。ちゃんちゃん。
途中までは割とハートフルな感じで、観ていて良かったんだけど、ヒロインが出てきたあたりからの展開が、個人的には気に入らなかったかな。人間にとって何か重要なテーマを扱っているような雰囲気はなんとなく伝わってくるんだけど、なんか無理矢理な解決方法というか、ご都合主義というか、そもそも何でラスボスは○○○に姿を変える必要があったのか、腑に落ちないままエンディングとなってしまった。
これまでの細田守監督作品がどれも良かったので、今作も期待してたんだけど、ちょっと期待外れだったというのが正直なところ。