OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

OBN-soft ロゴの変遷

ふと、これまで自作のソフトに表示してきたロゴマークの変遷をまとめてみる。

ベーマガ投稿時代 (1992年)

f:id:OBONO:20181230204501g:plain f:id:OBONO:20181230204458g:plain
この頃はまだ身バレがどうとかいう時代じゃなかったし、自分自身もまだ幼かったので、本名でベーマガに投稿してたんだよね。んでもって、自分のイニシャルをゲーム画面に描画していたわけだが、この時点で既に自己主張の強さが伺える。
左は'92年8月号掲載「TRIANGLE」のもので、右は'92年12月号掲載「LAST one」のもの。当時、雑誌のプログラムを写経していた人は、このマークを描画するコードも一生懸命入力してくれていたわけだ。感謝感謝。

Visual Basic (1998年~2000年)

f:id:OBONO:20181230204456g:plain f:id:OBONO:20181230204454g:plain
この頃から OBONO のハンドルネームを使うようになり、そこから OBN-soft なるブランドをでっちあげて、それが現在にまで至るわけ。かれこれ20年間使い続けている事になるのかぁ。
左は初期のバージョンで、128×96 の16色。最初の頃はアニメーションとかしていたんだけど、友人から「起動の度にこのアニメーションを見せられるのがウザい」と言われてからはアニメーションをヤメにした。
右は後期の作品に使用したバージョンで、128×96の64色。学校でコンピューターグラフィックスの実習があって、その際に教わった POV-Ray を使って描いたんだよね。自分のパソコンでもこういう CG が簡単に描けるんだって、当時は感動したっけな。

DoJa (2002年~2009年)

f:id:OBONO:20181230204451g:plain f:id:OBONO:20181230204533g:plain
当時「携帯電話で自作アプリが動かせるようになる」というニュースを聞いて、すごくワクワクしたのを覚えている。この取り組みを一番最初に始めたのは DoCoMo だったので、自分が初めて買った携帯電話も DoCoMo。電話が携帯できるという事よりも、携帯機器に自作のゲームが動かせる事の方が魅力だった。
左は DoJa 1.0 プロファイル向けで、72×40 の4色。当時の携帯電話の画面サイズは 120×130 とかだったし、アプリのファイルサイズは 10KB 以内に収めなけばならなかったので、画像データもなるべく小さくしなければならない事情があった。
右は DoJa 3.0 プロファイル向けで、160×80 の16色。この頃になると、画面サイズは 240×240 とかになっていて、アプリのファイルサイズの上限も 30KB と結構余裕があった。それでも、今の数十、数百MB のアプリが当たり前の時代に比べたら、全然小さいんだけどね。
Visual Basic の時は青赤緑の光の三原色を使ってたけど、DoJa ではコンセプトカラーとしてマゼンタを採用。どうしてこの色にしたかは覚えてない。

Android (2011年)

f:id:OBONO:20181230204531p:plain
スマートフォンが台頭してきた時代。こちらも Java だから、DoJa で作ったゲームを移植し易いだろう…ということで、Google Play (当時は別の名称だったような気がする…) に25ドル払って作者登録。3つほどゲームを移植して有料――設定可能な最低価格の100円――で公開したのだが、全然見向きもされなかったなぁ。この頃は既に、アプリを無料で公開してアプリ内の広告で稼ぐというのが主流になっていた。
Android では画像リソースに JPEGPNG を使うのがお作法なので、せっかくなので減色無し&半透明アリのリッチな PNG 画像にしてある。160×80。ドロイド君の色をコンセプトカラーに使用。

プチコン3号 (2014年) ※未使用

f:id:OBONO:20181230210933g:plain
192×96 の16色。プチコン3号はコンセプトカラーがあるっぽかったので、その色をベースにデザインしてみたのだが、結局、公開したゲームにこのロゴを使う事は無かった。

PICO-8 (2015年~)

f:id:OBONO:20181230204526g:plain
52×27 の5色。OBN-soft のロゴとしては最小サイズ。シンプルイズベスト。

Arduboy (2016年~)

f:id:OBONO:20181230204524g:plain
72×40 の白黒2色。DoJa 1.0 のモノをベースに作成。白黒2値で表現できるものかと思ったが、意外とイイ感じに仕上げることができた。Arduboy 版では、OBN のモールス信号に合わせてちょっとしたアニメーションするようにしてある。


…と、この記事を書きながら、当時の事を思い出して懐かしむ。

無趣味な父親が突然 MZ-2500 を知人から安く購入し、自宅にパソコンがやって来た事が、今の自分の人生に決定的な影響を与えたという事実を噛みしめると共に、自分が今後、息子たちにどのような影響を与えることができるのか、ちょっと思いを馳せてみたり。