OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

アルキメデスの大戦

会社の後輩と一緒に、映画館で「アルキメデスの大戦」を観た。

冒頭、戦艦大和アメリカ航空機との戦闘シーンから始まり、「その12年前」というテロップの後に本編が始まる。菅田将暉演ずる主人公は、100人に1人の逸材と呼ばれる程の数学が得意な人物。諸般の事情で海軍に入ることになり、日本を戦争に突き動かす象徴とも言うべき巨大戦艦の建造計画を阻止すべく、その数学力と常人離れした行動力で情報収集に帆走するお話。
主人公は様々な艱難に見舞われるものの、最終的に主人公の努力は報われる…のだが、話はそう単純ではない。基本的には史実に合わせており、結局は戦争は回避できなかった。ネタバレになるのでこれ以上は書かないが、最後の方で、ラスボス(?)である平山中将役の田中泯の迫真の演技で、全てを持って行かれてしまった感じ。この役者さん本当にすげぇや。

冒頭を除いて戦闘シーンは無いので、別に映画館で観なくても良さそうな内容ではあったが、総合的には大満足。