OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

シャーロック

ドラマ「シャーロック」の特別編を観たので感想をば。

映画「記憶にございません!」でディーン・フジオカなる役者の存在を知り、たまたまテレビでドラマの第二話を観て良さそうな感じだったので、そのまま最終回までと特別編を録画して観た。
基本的にはシャーロック・ホームズがベースになっているわけで、ちょっと癖のある事件が発生し、偏屈探偵が鮮やかに謎を解いて事件を解決するとともに、犯人の意外な本性までも暴き出して、人間の抱える闇の深さを感じさせながら、後味の悪い余韻を残しつつ一話完結…というパターン。それはそれで全然悪くないし、探偵ものは基本的にそうあるべきだと思うのだが、最終回は事件の謎解きをするという展開ではなく、主人公がラスボスみたいな何かと対峙したと思ったら、そのまま事件を解決することもなく主人公もラスボスも行方不明になってオシマイ。なんだこれ? 原作にもそういうエピソードがあるのか?
特別編でフォローが入るのかとも思ったのだが、これまでの放送のおさらいみたいな内容でしかなかった。最後のシーンもギャグなのか何なのかよく分からない、全然面白くない締めくくり方で、なんか非常に残念な感じだった。