一昨年あたりからキーボードを自作するのが流行り始め、自分も興味はあったので新作のキットの記事が出る度に気にしていた。普段は HHKB Professional で十分用は足りてるのだが、たま~に「カーソルキー欲しいな」「テンキー欲しいな」と思う事があり、以下のキットに注目していた。
- Meishi (キー数4)
- 素 - Shiro (キー数15)
- テンキー SOYUZ (キー数20)
いろいろ考慮した結果、自分が選んだのは「素 - Shiro」。「Meishi」も捨てがたかったけど、横並びというのがちょっとね。(vi っぽく上下左右のカーソルキーを、とも思ったけど)
キースイッチは、静かな赤軸を選択。キートップは、今使っている HHKB と併せて黒にした。ただし、せっかくなので上3つだけは白にした。今にして思えば、この3つだけは軸も違うのにしても良かったかな。
ビルドガイドに従って、いざはんだ付け。
特に困ることは無く、一時間程度で作業終了。動作確認の際、一部のキーが反応しなくて焦ったが、ダイオードを片方だけしかはんだ付けしてないだけだった。ヨカッタヨカッタ。
ファームウェアのビルド環境を整えれば、キーマップを自由にカスタマイズできるということで、Docker のコンテナを作って以下のようなキーマップのファームウェアを作成。初めて「Docker の便利だな」と思える経験をした気がする。
Windows だと「Copy」とかのキーコードを設定しても反応してくれなかったので、「Ctrl+C」という定義にしておいた。もし興味ある方は、こちらからソースコードや、ファームウェアの HEX ファイルを入手してくださいな。
ということで、コイツが今年の「電子工作初め」となりました。今年は他にどんなものを作るのかな…