OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

Peanut Kit

Arduboy 互換機である Peanut Kit。$20 の代物が、セールで $12 に値下げ(ただし、送料が $11)ということで、衝動的にポチってしまったのが先月頭の話。

先月中旬には届いていたのだが、年末年始はいろいろと忙しくて手が出せず、今になってようやく組み立てることができた。

商品ページに組み立て手順書へのリンクがあるので、基本的にはその通りに組み立てれば良いのだが、バッテリーは別売りであるのに加えて、充電制御用の基板に載ってる抵抗を付け替えないと爆発の危険性がある (!!) とのことで、aitendo で以下のパーツを注文。
TP4056 のデータシートを参考に、抵抗の大きさは 15kΩ にした。20個も要らないんだけどな…
そんなわけで、手順通りに組み立てていく。メインの基板に Arduino Micro を繋ぐ際、ピンを介するのではなく、基板に直接貼り付ける感じではんだ付けするのが新鮮だった。手順書が丁寧に書かれているので順調に作業が進み、約一時間半で完成。
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ただ、方向キーについては、押し込んだ上でそれぞれの方向に倒さないと反応してくれない。組み立てた当初は「まぁ、そんなもんかな」と思って、睡魔に勝てずにそのまま眠ってしまったが、一晩眠って頭がスッキリした後は「やっぱり、そんな訳ないよな」と正常な思考ができるようになった。
部品の四辺のうちの一つに印があるのに気付き、手順書の写真と比べてみたところ、どうやら上下逆さまに付けてしまったようだ。
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手順書には部品の型番の記載は無かったが、多分コレだと思われる。データシートと実際の挙動を踏まえると、回路図の2番と5番を短絡させればうまくいくはず。
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改めて動作確認したところ、押し込まなくても方向を検出してくれるようになった。ヤッタネ!! 方向キーに付けるレバーは簡単にポロっと取れてしまうので、グルーガンでくっつけておいた。
その後も、音が鳴らなくなったりと多少トラブったものの、最終的にはちゃんと動作するように仕上げることができた。いやー。去年 Arduboy 互換機を自作した時に比べたら全然ラクチンだったね。

本家 Arduboy と自作の互換機と並べて記念写真。小さくてカワイイ。
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