OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

殿、利息でござる!

ビデオに録っておいた映画「殿、利息でござる!」を観た。
江戸時代の風習には詳しくないのだが、物流の事業に絡んで、本来藩が負担すべき費用を、諸般の事情で自己負担しなければならない宿場町が舞台。どうも実話を基にしているようだ。そこに住む人々の人間ドラマが、コメディタッチであるにもかかわらず、ほろ苦い感じの雰囲気で話は進んで行く。
自分自身ですら困窮している人々が、それでも宿場町全体を救うためにあれこれ策を練って奔走する。そんな志の篤い行動を果たして自分はできるだろうか。そんなことを考えさせられた。妻夫木聡阿部サダヲたちに真相を明かすシーンは感動で涙が出てしまった。オススメ。