OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

Arduboy

というわけで、8月から始まった Arduboy Game Jam #5。お題は "Pretty Simple" で、期間は一か月。
ゲーム内容はシンプルながらも見た目は派手に――ということで、迫りくる障害物をひたすら避けるゲームを 3D 表現で、というコンセプトだけは割と早い段階で決めていた。
実際にコード書き始めたのは8月21日。当初は左右の壁がランダムに揺れ動く間を通っていく酔っ払いゲームみたいなのを、レイキャスティングで描画することを構想していたのだが、思っていたよりも実装が難しかったので、最終的には、空間の左右を循環させて、柱を長方形で描画するという、割とありがちな感じになってしまった。
ゲーム名はそのまんま "Evasion" として、8月30日にリリース。間に合って良かった。 (公式コミュニティ内トピック) (ソースコード)
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アニメーション GIF はこちら。
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なんか、見た目が「とびだせ大作戦」にそっくりになってしまった。結局のところ、やってることは Hopper とほとんど同じで、四角に当たるようにするか/当たらないようにするかの違いしかないんだよね。

今回の Game Jam の説明として、

Think about a game that a child might play, maybe even as young as 3 years old.

というのが書いてあったのを受けて、この作品には SImple mode なるものを実装しておいた。というのも、5歳の息子に Arduboy を遊ばせる際、タイトル画面で誤操作して設定画面に遷移してしまい、自力でゲームが始められなくなってしまうことがよくあるんだよね。なので、そういうのを防ぐ仕組みがあると親切かなと思ったわけで。

また、ボーナスとして、

Particles - Implement a dynamic particle system of either individual pixels or sprites. Additional bonus points will be given based on a perceived complexity of the particle system implemented (i.e. you can get bonus points if you have particle effects)

とか書かれていたので、柱にぶつかってやられたときに派手にパーティクルを飛ばすようにしてみた。ついでに画面もシェイク。この演出は結構お気に入り。


さてさて、8月末で締め切られ、一週間の投票期間を経て、
拙作は4位入賞となりました。わーパチパチ。
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今回は4位でも賞品として素の Arduboy がもらえるようなので、応募した甲斐はあったのかな。ただ、Arduboy は終焉に向かいつつあるようなので、今更新しいのをもらっても…という気もしないでもないが、もらえる物は遠慮なくもらっておこう。