ビデオに録っておいた映画「疾風ロンド」を観た。
主人公が所属している研究室から炭疽菌が持ち出され、期限内に見つけ出さないと容器が破損し、全国規模の被害が発生してしまう…というかなり危機的状況なのだが、基本的にどのシーンもコメディっぽい雰囲気になっているため、どうにも緊張感がない。そのおかげか、気を抜いて楽しむことができた。阿部寛の演技は流石ですな。
スキー場が舞台ということで、滑走シーンも見どころなんだろうけど、犯人と滑走しながら格闘するシーンも、わざと気だるい感じの演出になっていて、何とも言えない微妙な雰囲気を醸し出していた。
登場人物はそれぞれ何かしらの悩みを抱えていたのが、大体はハッピーエンドな感じで結末を迎え、めでたしめでたしといった感じ。面白かった。
