先日の続き。
HHKB のことばかり書いてしまったが、このキャンペーンは IchigoJam R が主役なので、そちらをフォローせねば。
まずは、戴いた HHKB を繋いで起動していろいろ試しみる。BASIC の仕様やシリアル通信周りについては基本的に互換性があるようなので、IchigoJam で動くプログラムは R でも動くし、TXD, RXD を使った諸々も問題無く動く。あ、キーボードの配列が日本語配列を想定しているっぽいな。
なんてことをツイートしたら、#IchigoJam R 墨を動かしてみる。一緒に届いたキーボードはUS配列なのだが、IchigoJam にはJP配列用のファームウェアが書かれてる。
— OBONO (@OBONO) 2021年2月13日
とりあえずは、自作の MixJuice 互換機を使って、Kidspod; に投稿したプログラムの取り込み。 pic.twitter.com/HgZnZGVzdv
スイマセンスイマセン。リファレンス読んでませんでした。福野氏直々にお言葉を賜るとは、なんとも畏れ多い…KBD0でUS配列になりますー
— 福野泰介 (@taisukef) 2021年2月13日
さて、IchigoJam より10倍速くなったと言われている IchigoJam R。その実力は如何程なのか。既に、新旧を比較している記事がちらほらあるので、性能の詳細や考察についてはそちらを見ていただくとして、自分は過去に作ったプログラム(これとかこれ)を動作させてみた。数秒かかっていた PCG データ等の展開処理が、R だと一瞬で終わる。また、パズルのパターンを画面に描画するのも、上から順番に PRINT しているのが見えていたのが、R だと一瞬で描画できている印象。素晴らしい。
これだけの速度が出るのであれば、Wire Climber みたいなアクションゲームとかも行けるんじゃないか? と思って移植してみたところ、
おお、ゲームとしてマトモに遊べそうな感じだ。#IchigoJam R 思ってた以上にいろいろできそうだ。 (動画がボケボケですいません) pic.twitter.com/3UQIhgNeD8
— OBONO (@OBONO) 2021年2月13日
このままオール BASIC で行けそうな感じなので、少し手直しをしてプログラムを仕上げる。ゲーム本編だけでプログラム領域をほぼ使い切ってしまったので、タイトル画面は無し。ゲームオーバー時も BEEP がなって1秒止まった後にプログラムが終了するだけ。まぁ、また遊びたければ RUN するだけで良いんだから、別にそれでも構わないでしょ。
さて、せっかくなので、とりあえずベーマガに投稿しようと思い、いつものように原稿をこしらえて、投稿用のメールアドレスに送りつけたところ、
<********@********>: host ********[private/dovecot-lmtp] said: 552 5.2.2 <********@********> Not enough disk quota (in reply to end of DATA command)
あれま。エラーになってしまったよ。
う~ん、どうしたものかと少し悩んで、以前、自分のしょうもないツイートにレスをくださった 乳丸氏に助けを乞うたところ、
おおお、ありがたやありがたや。別部署なので何もできないのですが、添付ファイル無しのメールは届いているようですので、現状は把握していると思われます。編集長にも伝えておきますが、今しばらくご対応をお待ちください。
— 忍者犬☆乳丸 (@opaimar) 2021年2月17日
そんなわけで、その日の夕方に再度メールを送ったら、今度はエラーが発生しなかったので、無事に先方に届いたようだ。このタイミングであれば、恐らく3月発売の電子工作マガジン2021年春号への掲載作品の選考に間に合ったハズ。発売日が楽しみじゃ。