OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

隠し剣 鬼の爪

ビデオに録っておいた映画「隠し剣 鬼の爪」を観たので感想をば。

先週見た「たそがれ清兵衛」と話の展開は大体同じ。新たな要素としては、同じ師範から学んだライバル同士が決闘することになり、その中で秘剣「鬼の爪」についての言及があったこと。この「鬼の爪」とは一体どのような技なのか――というのが盛り上がりポイントなのかとも思ったのだが、結局、あまり盛り上がらないまま、虚しさを残しつつ、多少は希望を感じさせる終わり方だった。「たそがれ清兵衛」に比べると、ちょっとイマイチだったかな。
あと、本筋からは外れているが、藩の鉄砲隊が、映画開始当初はグダグダだったのに、終盤は訓練によって様になっているという時間経過を表す演出が面白かった。江戸から派遣されてきた指南役の指導力はなかなかのものだったということだ。