あれから約2年半。どうにかして、テレビに録画した動画を救い出すべく、ディスクドライブを確保する機会をずっと伺っていた。自宅のBD再生可能なテレビ、ディスクが入らなくなった。メーカーも2019年いっぱいで修理受付を終了している。困ったな…
— OBONO (@OBONO) 2020年3月1日
今年の6月頭にヤフオクで落札して、ようやくディスクドライブを確保。
そして今日、家には誰もいない今がチャンスということで、意を決してドライブの交換作業をした。
改めて、我が家の液晶テレビ KDL-46HX80R である。なかなかの重量があったが、どうにか一人で持ち運ぶことができた。
ダイニングテーブルの上にタオルケットを敷いて、画面を下側にして置く。スタンドを取り外す必要があるので、画面だけテーブルに乗せる感じ。写真の赤丸のところのネジを全部外す。
背面パネルを外して、いよいよご対面。ずいぶんとゴツいコンデンサとかが見える。感電する恐れがあるので、これには絶対触らないようにしないと…
ディスクドライブ BRD-400S は左上にあって、赤丸のところのネジ2か所を外せば、マウンタごと外せる。
SATA ケーブルの他に、謎の細いケーブル2本。SATA はともかく、細いケーブルは千切れないように、ピンセットを使って慎重にコネクタを外す。
あとは、赤丸のところのネジ4か所を外せば、ドライブ本体だけになるので、ヤフオクで落札したモノと交換。
最後に、逆の手順で組み立てていく。
出品者によると「動作未確認」とのことだったので、もしかしたら動作しないどころか、場合によってはテレビ本体ごと故障してしまう可能性もあったわけだが、結果を言ってしまうと、ディスクを挿入できるのは当然のこと、そして、ダビング自体も全く問題無く動作してくれた。ヨカッタヨカッタ。
まぁ、このテレビも使い続けて12年経つので、寿命が近いのは間違いない。ブルーレイ HDD レコーダー自体は既に新しいのを購入しているので、ダビング予定の番組はもうテレビに録画するつもりはない。なので、ダビングが完了したら、この落札したディスクドライブはもはや不要になってしまう。
動画配信サービスが当たり前になっている昨今、ここまでお金と時間と手間をかけて、ダビングに固執するのは時代錯誤のような気もしないでもない。まぁいいさ。テレビを分解して部品を交換するという貴重な経験を得られたから良しとしよう。