OBONO’s Silly Notes

へっぽこプログラマの戯言

国宝

カミさんの実家に帰省し、子供たちとその従兄弟たちがリビングのテレビを独占してゲームで騒いでいるのを放っておいて、自分は時間つぶしに映画館で「国宝」を見てきた。

ヤクザの息子だった主人公が、歌舞伎役者として生きていく苦悩を描いた作品。歌舞伎は全然明るくないのだが、伝統芸能の世界はいろんな意味で恐ろしい世界なのだと思わせる内容だった。「3月のライオン」や「昭和元禄落語心中」っぽいシチュエーションがちらほらあって、伝統のある世界というのは大なり小なり似たような事情を抱えているのかもしれない。
なお、3時間の上映時間はそれなりにしんどかった。ときどきお尻が痛くなって態勢を直すべくもぞもぞせざるを得なかったが、大事なシーンでは周囲の人たちの気が散らないよう我慢したよ。
実写の邦画興行収入が歴代1位になったとのことだが、個人的にはあまり心に響かなかった。これは単に自分が底の浅い人間なだけで、映画自体は本当に素晴らしいのだと思う。きっと。