3年前にカラー電子ペーパーと RP2040-Zero ×2 を AliExpress で購入し、カラー電子ペーパーの方は割とすぐに日めくり卓上カレンダーとして有効利用できたものの、RP2040-Zero の方はずっと持て余していた。
そんなある日、Hollow Clock V の存在を知る。
実は、そのちょっと前にねとらぼの記事でこのシリーズの存在を知り、オリジナルの設計者に無断でコピー品が出回っているという事情も把握していたりする。
話を戻して、最新版ではマイコンに RP2040-Zero を使用しているということに加え、
今回の設計を公開するかどうか少し逡巡したが、やはり「自分で作って楽しみたい」という大多数の善良なメイカー文化人への提供が第一と考え、今回も従来同様にデータを公開することとした。
とのことなので、ありがたく各種データを利用させていただくことにした。本当にありがとうございます。
最近、3Dプリンタを使わせてもらえるツテを手に入れたので、公開されている STL ファイルを渡して印刷を依頼。二色で出力できるようになっているのだが、複雑なことをお願いするのは憚られるので、素直に一色で出力してもらい、色は後からポスカで塗った。
ステッピングモーターとネオジウム磁石は AliExpress で購入。到着まで二カ月くらいかかるだろうとのんびりしていたら、半月くらいで到着してしまったので、ちゃちゃっと組み上げる。
おお、なんともエレガントでステキな佇まいではないか。
分針が進む際にモーターの音がギチギチ鳴るのはご愛敬。モーターのコントローラー基板の LED が明るすぎて筐体から透けて見えてしまうのだが、それについてはその気になればどうにでもできるし。
溜まった「引き出しの肥やし」の消化活動の一環のハズなのに、新たに購入したり作成したりした部品の方が多くて、本末転倒のような気もしないではないが、この時計にはそれ以上の価値があると思っている。満足満足。
さて、RP2040-Zero はもう一つ残っているのだがどうしたものか。
…さらに言うと、実は去年 Raspberry Pi Pico と Raspberry Pi Pico W を一つずつ買い足してるんだよね。どうすんだろ、ホント。