昨年末(id:OBONO:20121227#p3)、MZ-2500 エミュレータで M25-BASIC が動いたぜ、わーいとか言ってたのだが、実は一つ課題が残ってたんですよ。当時使用していた「ユーカラK2」というワープロソフトで、画面下半分が描画されないという不具合。
エミュレータ作者もこの件は認識しているみたいだったんだけど、現在までずっと放置されているわけで。この方は他にも沢山の機種のエミュレータを開発しているので、個別の機種、個別のソフトにいちいち対応する訳にもいかなかったんでしょうな。
幸い、ソースが公開されているので、いつか解析しよう、解析しよう…と思ってて、なかなかやる気が起きず、現在に至ると。
Visual C++ 2008 Express Edition をインストールして開発環境を立ち上げ、DirectX SDK も導入して、割とあっさりビルド環境は完成。
あとは、実際に動作させてみて、何が起きているのか不具合解析…と、VRAM 周りのメモリダンプを眺めてたら、何となく原因が見えてきたので、全体構造をあまり把握してないけど、分からないなりに、あれこれつじつまを合わせてコードを修正する。
というわけで、無事に全画面が描画されるようになりました。わーい。
早速、昨年吸い出したディスクイメージ内に保存されていた文書一覧をチェック。タイムスタンプが一番古いので89年とかもうね。
さて、早速中身を確認しようとしたら…
暗証番号…だと……!? う〜ん、サッパリ心当たりが無いぞ。試しに思いついたモノをいくつか入力してみたが、ことごとく失敗。ぐおー。できる事なら、24年前の自分を小一時間問い詰めたい。