OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

永遠の0

文庫本「永遠の0」を読んだ。ある事がきっかけで、20代男性の主人公が姉と共に、特攻隊員だったという祖父の事について調査するお話。
基本的には、主人公達がインタビューに伺った複数の老人達それぞれのモノローグの形で話が進んでいく。ある者は祖父を毛嫌いし、ある者は感謝をしていたり、立場や状況で評価は様々。
何を書いてもネタバレになりそうなので、この辺にしておくが、日本人であるならば、皆一度は読んでおくべきだと思わせる内容だった。時々感動してウルッとさせられたし。
ただ、11章の最後でラスボス(?)の存在が明らかになり、最終章である12章でクライマックスになるんだけど、展開が読めてしまって、最後の方は特に感動すること無く読み終わってしまった。
先に読み終えたカミさんにその事を伝えたら「信じられない!!」と、まるで人間ではないと言わんばかりに全否定されてしまった。ぬぅ。