OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

るろうに剣心 追憶編

映画じゃないんだけど、ふと思い立って、PS3で「るろうに剣心 追憶編」全四章をレンタルして観た。剣心が京都で人斬りをしていた頃のエピソード。
冒頭に「一部に過激な描写が」と注意書きが出るんだけど、第一章開始早々殺戮シーンがあり、その後も人が斬られるシーンが何回もあり、どれも生々しく描写されている。終始重々しい雰囲気でストーリーが展開していって、テレビアニメで見られたような明るい雰囲気は微塵たりとも感じられない。
第二章で池田屋事件、第三章は少しホッとさせられるお話、そして第四章で、剣心の頬の十字傷ができた経緯が明らかになる。幕末がいかに激動の時代だったのかを再認識させられると共に、ヒロインの巴さんがあまりに切なすぎて、何とも言えない哀しさが込み上げてくる。


かなり演出に力が入っていて、アニメにも関わらず、下手な時代劇よりもよっぽど雰囲気作りがしっかりしている。音楽もマッチしていて、非常に良い作品だったと思う。これはおススメ。