OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

天地明察

随分前に録画したまま放置していた「天地明察」を観た。江戸時代、それまで日本で使われてきた暦がズレ始めてきたので、正しい暦にしようというプロジェクトのお話し。
冒頭のシーンで、神社の絵馬に幾何学の問題がたくさん掲げてあったけど、江戸時代に幾何学が学ばれていたのは本当なのかな。今でもその神社ではその慣習が続いてるのかな?
それにしても、当時は当然計算機なんてものはないわけで、全部手計算で天文学の諸々の計算をやってのけたというのはすごい事だと思う。どのくらいの計算を、どのように分担して、どのように成果を出すのか、その辺のプロジェクトマネジメントのノウハウを知りたいところだが、映画ではそんな描写は一切出てこなくて(まぁ、そりゃそうだろうな)、ただ何となく「偉業を成し遂げた」みたいな雰囲気だけが出来上がった感じだったのが、ちょっと残念というか消化不良な感じ。