OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

住宅ローン

2月15日に住宅ローンを完済した。
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平成21年7月末にりそな銀行で変動金利のローンを組む。当初は金利が 0.775% で、状況によって変動するとのことだったが、結局最後まで金利は 0.775% のまま変化しなかったな。
住宅ローン減税を受けるために10年間毎年書類を書いたり、時々繰り上げ返済したりして、約13年かけて遂に払いきったわけだ。


銀行で諸手続きを済ませ、これでようやく終わった…と思いきや、最後に「抵当権抹消手続き」というのをしなければならないらしい。ローンを組んだ時に恐らく説明があったのだと思うが、全く記憶に無かったので、面食らってしまった。
行政書士にオマカセすることもできるのだが、その場合は2万円弱程度の費用がかかるようだ。自分でもできるということなので、ケチ臭い性分もあって、自分でやってみることにした。
Google 先生に聞いて見つけたこちらの記事を参考にしつつ、踏んだ手順は以下の通り。

  • 銀行からの封書で、抵当権抹消手続きを行政書士に頼むか自分でやるかについて、「自分でやる」と返信
    • しばらくして、銀行から契約書、登記識別情報、委任状などが届く
  • 法務局ウェブサイト「管轄のご案内」で該当物件が管轄している本局 or 支局 or 出張所を調べ、電話で事前相談の予約をする
    • 相談は20分くらいかかるので、そのくらいの時間が取れる日時を指定し、電話番号を伝える
  • 法務局のウェブサイト「不動産登記の申請書様式について」から「15)抵当権抹消登記申請書」をダウンロード
    • 自分の場合はマンションなので (敷地権付き区分建物) の方を使用
  • 事前相談の予約した日時に担当者から電話がかかってくるので、申請書を見ながら指示通りに必要事項を記入する
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    • 申請書の一番上のスペースはそのままにしておく
    • 「原因」の年月日は、契約書の末に記載のある契約解除日と一致させる
    • 「権利者」「申請人兼義務者代理人」に記入する住所、氏名は、契約書の記載内容と一致させる
    • 「義務者」も同様、契約書の記載内容と一致させる
    • 「添付情報」「登記識別情報を~」はもともとの記載そのままで良い
    • 申請年月日については、郵送の場合確定できないので「令和●年●月」で良い (もともとは「令和●年●月●日申請」)
    • 「申請人兼義務者代理人」の印は認印で良い
    • 「登録免許税」は、今回一件だけの申請なので「金2,000円」
    • 「不動産の表示」以下の各種項目は、登記識別情報の記載内容と一致させる
    • 「符号」は、今回一件だけの申請なので 1 で良い
    • 登記完了証を郵送で受け取るため、一番下に「登記完了証は申請人宛に送付願います」の一文を追加
    • 申請書の右下部分の余白に収入印紙2,000円分を貼り付ける
  • 委任状の「代理人」欄に、自分の住所と氏名を記載する
  • 上から申請書、契約書、委任状の順に重ね、左側2か所をホチキス止めする
  • ホチキス止めしたものと一緒に、登記識別情報と、404円分の切手を貼った宛先記入済みの返信用封筒(普通の茶封筒)を封筒に入れて、簡易書留で管轄の本局 or 支局 or 出張所宛に発送する

ということで、この手続きのために追加で3,000円弱の出費。加えて、いろいろ調べたり、書類に記入したり、郵便局に出向いたりといった工数を考えると、結局は行政書士にオマカセした時の費用とどっこいどっこいという気もしないでもない。
まぁ、こんな手続きをするのは恐らく二度と無いだろうから、貴重な経験ができたということで良しとするか…


あー、念のため書いておくけど、あくまで「自分の場合はこれで大丈夫だった」という話なので、この通りにやれば必ずうまく行く保証は全くないです。あしからず。

4月5日追記

申請書を郵送後、完了証が届くのに2~3週間程度かかった。
完了証は2枚入ってて、申請者用と銀行用とのことらしい。参考にした記事によると、銀行側としては不要なようなので、これにて手続きは完了ということだ。めでたしめでたし。