OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師

映画館で「劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師」を長男と二人で観た。
次男は別の映画を視聴した際に予告編を見て、いつものアニメとの雰囲気の違いを察したようで「怖いから見ない」とのこと。

確かに、随所にギャグシーンがあるものの、基本的にはシリアスなストーリー展開。スクリーンいっぱいに彼岸花が赤々と表示される演出があるのだが、あれは明らかに殺戮による血しぶきをイメージしているわけで、戦だらけの時代のシビアさを感じさせてくれる。登場人物たちが死ぬわけではないのだが、彼らは命懸けで事に当たっているわけで、そのあたりを丁寧に描画している。加えて、大人の忍者の圧倒的な強さも印象的だった。雑渡昆奈門がカッコイイ。
最終的にはハッピーエンドを迎えるのだろうと分かってはいるのだが、それでもなかなか最後まで気を抜けない展開で、自分は十分に堪能することができた。普段のアニメが子供向けだからということで侮るなかれ。

我々が視聴した劇場では、我々のような親子も多かったが、それと同じくらい20代くらいの女性がいたように思う。土井先生恐るべし…