それは突然にやってきた。
ひょんなことから、Arduboy を改造して FlashCart なる周辺機器を使えるようにするためのキット一式を譲ってもらえる流れになったので、遠慮無く戴くことにした。@ina_ani さん@OBONO さん
— chamekan (@chame) 2020年4月28日
…あたりにFlash Cartセット送ったらどうかな(^_^;)。
ふたりとも、Arduboy互換機をつくってたし、Arduboy Game Jamにも応募していて、インフルエンサー的な存在なので(^_^;)。
勝手に推薦ですが(^_^;)。
すぐにキットが到着したものの、ESP-WROOM-02 の方を片付けてから着手。
改造するのは、Game Jam #2 で「クリぼっち猫」が入賞した際に賞品としてもらったノーマルな Arduboy。自分は他にも Kickstarter 版の黄色や緑色のやつを持っているのだが、今となっては貴重な代物なのでキープする。
早速、Arduboy の裏蓋を外して線材をはんだ付けしていく。
ピンヘッダに繋いで、
3D プリンタで出力された専用の裏蓋をネジ止めして、Arduboy の改造は完了。(実はこの後もう一本追加で配線しているが)
次に、Arduboy の Bootloader の書き換え。実は今まで書き換えたことが無くて、やり方を知らなかったんだよね。
手元に余っていた Arduino Nano 互換機に専用のスケッチを書き込んで、Arduboy と SPI 通信のための配線をする必要があるのだが、あいにく手元にはメスオスのジャンパー線が無い。しょうがないので、Arduboy の頭にピンヘッダを挿してブレッドボードに押さえつけながら書き換え。
ちょっとトラブったものの、最終的には FlashCart を認識してくれるようになった。
完成品の FlashCart がキットに同梱されていたのは本当にありがたかった。そうでなければ、Bootloader が正しく書けているかを判断する術が無くって、どつぼにハマっていたかもしれない。
最後に FlashCart の作成。結構部品が細かかったものの、このくらいの大きさならまだ対応可能。当初は IC の向きが分からなかったが、ここでも完成品の FlashCart があるおかげで、シルクの向きを見比べることで正しい向きを知ることができた。
ケースに収めて、
専用の Python スクリプトで FlashCart の内容を書き換え…と、ここでも妙なミスをしてしまってハマりかけたものの、送り主である N602 氏からアドバイスをもらい、無事に書き換えることができた。
これにて作業は終了。めでたしめでたし。
とりあえず、I2C の動作テストとして、昔 IchigoJam の為に作った 16x8 のマトリックス LED に文字列を出力してみるなど。
さて、この後はどのように発展させようかな…@MstrBlinky @n602_NA @chame I2C test with HT16K33 #arduboy pic.twitter.com/mhUO0emzbv
— OBONO (@OBONO) 2020年5月7日