去年の11月に購入した「テトリス・エフェクト―世界を惑わせたゲーム」をようやく読み終えた。
- 作者: ダン・アッカーマン,小林啓倫
- 出版社/メーカー: 白揚社
- 発売日: 2017/11/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
結局、6~7割くらいしか頭の中に入ってこなかった気がするが、自分がファミコンやゲームボーイでテトリスを楽しんでいたその裏では、こんなドロドロした話があったんですな。当時の世界情勢など知る由もなく、ソ連がどんな国だったのか、ゴルバチョフ書記長はどういう人物なのかも良く分かっていなかった。アレクセイ・パジトノフ氏の名前は知っていたが、テトリス発売当初はけっこう可哀想な扱いをされていたんですなぁ。
画面内でカギカッコ記号がちゃかちゃか動くゲームが、ここまでの代物になるわけだから、もしかすると――例えばプチコンとかで――名も無きプログラマーが作ったちょっとしたゲームが全世界的に大ヒット…なんてことも、自分が生きている間にもう一回くらい起きたりするかもね。