OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

バーサライタ

2022年のハロウィンの後の話。

…ということで、回路の基本的な部分は既に出来上がっていたのだが、次男がこのおもちゃを手放した後もなかなか作り上げる気力が湧かず、一年以上経過してしまったわけだ。

先日、ようやく完成させることができたので、ソースコードその他諸々を GitHub にアップロードした。ちなみに、バーサライタは英語では "persistence of vision" と表現するのが一般的らしい。




実際に動作している様子はこんな感じ。この写真を撮るのにエライ苦労したよ。

当初は、チルトセンサーが傾きの変化を検出したタイミングで描画内容のスクロール方向を切り替えていたのだが、実際に作ってみるとそのタイミングじゃダメで、傾き変化を検出後にちょっと時間差を作ってスクロール方向を切り替える必要があった。このタイミングを調整するのがなかなか大変で、一応、それっぽい見栄えになるタイミングを見つけはしたものの、もう少し検討の余地があるような気がする。
あと、ボタン電池がかなりへたっていたためか WS2812 の青色だけが全然光らなかったので、新たに LR44 ボタン電池を3つ購入したのだが、ちゃんとしたメーカー品だからか、なんと660円もした。元々のおもちゃが電池入りで110円で売られていたのを考えると、ボタン電池もピンキリなんだろうなぁ。筐体内にはまだ隙間に余裕があるので、電池にコストかけるよりも、昇圧回路を組み込んで安物の電池で動かす運用にした方が良かったのかもしれない。

さてさて、溜まった「引き出しの肥やし」の消化はまだまだ続くよ。次は何にしようかな。