OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

小川の辺

もう一つ、ビデオに録っておいた映画「小川の辺」を観たので感想をば。
ここ最近、藤沢周平原作の映画ばかり見てるような気が…

藩命により、かつて仲の良かった同僚で妹の亭主を斬るように命じられた男の物語。主人公や妹たちと幼馴染のように育った奉公人と共に、夫婦が住んでいる江戸に向かう。その道中で、彼らの人間関係が徐々に紐解かれていき、主人公は複雑な心境のまま江戸に到着。小川の辺にある夫婦の住処も見つけ、果たして主人公はどうするのか…!?
最終的には、先日見た「蝉しぐれ」と同様、完全なハッピーエンドというわけにはいかなかったが、半分ほっこり半分しんみりな、割と良い感じの終わり方をしたので、これも観て良かったと思えた。

それはそうと、東山紀之の若々しさが人間離れしている印象。幼馴染な奉公人役の勝地涼とは二回りくらい年が違うように思うのだが、多少の年齢差を感じるものの許容範囲。役者ってすごいなぁ…