OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

砂のおもちゃ

溜まった「引き出しの肥やし」の消化活動。5月6月は停滞していたのだが、7月にまた再開。

何か面白いことに使えないかということで、何かの折についでに購入しておいた3軸加速度センサー M7455-8P。なかなか使い道を見いだせていなかったのだが、ドットが砂のように流れていくおもちゃの記事を見て「コレだ」と思い、製作開始。

以前 IchigoJam で LED マトリックスの制御を試した際にドライバジュール HT16K33 を使ったことがあったのだが、配線が死ぬほど面倒だったので、今回は AliExpress で既に配線済みのモジュールを2つ購入。部品を追加購入するのは本末転倒のような気もするが、気にしない。

真面目に砂の物理計算をするつもりは毛頭なかったので、マイコンは ATtiny85 を用いて適当に実装。一応、それっぽい動作を実現できたのだが、なんか片方の LED マトリックスモジュールが全然動作する気配がないんだよね。

よくよく調べた結果、そもそも HT16K33 には 5V を供給しなければならないことが判明。動作確認時は乾電池2本だったので、試しに USB から電源を取ったら普通に動作するのを確認。なんだよ、早まって販売元に「2つ届いたうちの片方が壊れてるよ」ってクレーム出しちゃったよ。
ただ、逆に、もう片方は 3V でも普通に動作してるし、もともと手元にあったやつも然りなのだが、これは個体差なのかね?

何はともあれ、消費電力を抑えるべく LED の明るさを一番暗くして、電源周りをちょっと見直した上で回路を組んで、無事にデジタル砂のおもちゃを完成させることができた。


動いている様子はこんな感じ。

ソースコードその他諸々は GitHub で公開中。