OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

電子工作その2

たった一つのパーツのために通販の送料を払うのもアホらしいので、ついでに、昔買った Design Wave Magazine 2008年5月号に付いていた ARM Cortex-M3 プロセッサ基板のためのパーツも購入してたりする。
まずは、両サイドの 20x2 コネクタピンや、ジャンパ用のピンをはんだ付け。これは簡単だから、サクサクと。
次に、水晶振動子。型番が ABS25-32.768KHZ というパーツを付けられるようになっているのだが、

外観を気にしなければ,シリンダ状のリード部品でも動作します

との事だったので、適当な 32.768Hz 水晶をこんな感じにはんだ付け。

そして、SDカードスロット。型番は DM1AA-SF-PEJ が指定されていたが、秋月では扱っていなかった。別に似たような感じであれば何でも良いんじゃね…とか思って適当に購入してみたものの、なんか、カード検出スイッチとライトプロテクト検出スイッチの位置が違うじゃねーか。固定用の「でっぱり」の位置も違うし。
と言う事で、とりあえず「でっぱり」をカッターナイフで削り取って、基板にスロットが密着できるようにした上で、各種検出の信号を受ける端子に線材を付ける。

その反対の端を、スロット側の対応する端子につなげる。

んでもって、いざ、スロット全体を基板にはんだ付け。線材は仮にテープで留めておいたけど、あとでホットグルーで固定した方がよさそうだな。

先に各種ピンをはんだ付けしてしまってたので、作業がやりにくいのなんの。雑誌を後から見直したら、

40ピンの拡張ヘッダを取り付けた後では、この作業は極めて難しくなります.必要ならば,最初に取り付けます.

と、しっかり書いてあるし。ぐぬぬ


何はともあれ、無事に追加部品を実装完了したので、早速SDカードリーダライターになるためのFWを焼き込み、早速動作テスト。
USB接続したところ、ちゃんとマスストレージデバイスとして認識した!! SDカードを挿して、カードの中身にアクセス…と、あれ? なんかエクスプローラーが固まった?
一旦、SDカードを抜いて、USBケーブルで再接続。SDカードを抜いた状態で、エクスプローラーから該当ドライブを開くと、なんか開けてしまう(そして、エラーダイアログが表示される)。カードが未挿入状態であることを検出できていない?
さらに、SDカードを挿した状態でUSBケーブルを接続すると、今度はUSBデバイスが正しく認識できない旨のエラーダイアログが表示される。………失敗した??


気を取り直して、他の評価用FWを焼いたら、それはそれでちゃんと期待通りの動作をしてくれた。やはり、雑誌が指定しているものとは違うSDカードスロットだからなのかなぁ。ちょっと残念だったけど、SDカードの読み書きが主目的ではないから、別に良いや。
さて、この後の展開をどうするかだが、何となくノリで買ってみたコイツをどうしようか。