OBONO’s Diary

へっぽこプログラマの戯言

約束のネバーランド

シーズン1の再放送から通してシーズン2の最終回を観たので感想をば。

孤児院みたいな施設で、優しいママに愛情たっぷりに育てられた子供たちのお話――なんだけど、真実を知り、どうにかしてこの施設を脱出し、最終的に安全な世界へ辿り着こうと奮闘努力する話。
真実があまりにショッキングな設定であり、主人公達は表面的には平穏かつ服従を装いつつ、水面下で繰り広げられる心理戦。そのギャップが本作の魅力なのだと思う。どうにかして施設を脱出することに成功したところでシーズン1が終了。
シーズン2は、今まで主人公たちが知らなかった外の世界、自分たちとは異なる種族が闊歩しているその世界でどうやって生き延びていくのか、みたいな話が中心――だったのだが、終盤はかなり駆け足で話が展開し、ご都合主義が炸裂して誰も彼もほとんど皆ハッピー、いろいろと端折った形で最終回になってしまった。本当はシーズン3をやりたかったけど、諸般の事情でシーズン2で終わりにせざるを得なかったんだろうなぁ。

個人的には消化不良で残念だったが、まぁ、原作を読めという事なのだろう。